蜂は有益な昆虫ですが、刺されると危険です。蜂に刺されると痛みや腫れだけでなく、アレルギー反応を起こすなど命をおびやかす可能性があるからです。
そこで、蜂の巣ができる前に予防することが大切です。蜂の巣を作らせないために、自分でできる蜂の巣を予防するための3つの対策方法をご紹介します。
- 蜂の巣ができやすい場所を点検・清掃する
- 蜂の巣ができやすい場所に蜂駆除スプレーを散布する
- 蜂の巣ができやすい場所にネットを設置する
>>蜂の巣ができてしまった!!アシナガバチ駆除を自分で行う方法はこちら
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蜂の巣を予防する理由
蜂に刺されないためには、巣に近づかないことや、蜂が飛んできたら動かないようにする必要があります。しかし、蜂が近づいてくれば怖くて追い払おうとしたり、逃げてしまったりします。蜂の巣をそのまま放置しておくとさらに大きくなり、蜂が増えてさらに危険です。
また、蜂の巣は、人だけではなく建物にも大きなリスクをもたらします。
そのため、蜂の巣ができる前に予防することが大切です。
蜂に刺される危険がある
本来、蜂は人間に対して積極的に攻撃することはありません。しかし、自分や巣が危険にさらされると攻撃的になります。
蜂は毒針を持っています。刺されると痛みや腫れだけでなく、アナフィラキシーショックを引き起こして重症の場合には命の危険にさらされます。
建物に損害を与える
蜂の巣は、建物に損害を与える可能性があります。
蜂の巣が壁の中や屋根裏にできた場合、蜂が巣から出入りするために穴を開けてしまいます。また、蜜や蝋でカビを発生させることもあります。
蜂の巣の予防対策
蜂の巣を作らせないためには、巣が作られやすい場所を定期的に点検する、殺虫スプレーを散布する、防虫ネット張るなどの方法があります。
蜂の巣ができそうな場所は、雨風や直射日光の影響を受けにくい場所、閉鎖された場所です。春先は、女王蜂が巣を作る場所を探して飛び回っている時期です。春になればできる限り早く蜂の巣の予防を行いましょう。
- 軒下
- 屋根裏
- 庭木や枝
- 壁や柱などの隙間や穴
- 物置の中
- エアコンの室外機
蜂の巣ができやすい場所を点検・清掃する
蜂が巣を作りやすい場所は、定期的に点検・清掃しておくことが大切です。屋根裏や壁などに隙間があれば蜂が侵入できないように塞いでおきます。
私は1週間に1回程度の頻度、家全体を見て回るようにしています。
また、庭に蜂の巣作りに使われそうな木や枝があれば、日光を当てるように剪定して隙間を作ります。蜂が巣の材料となる枯れ草や木くずを庭に置かないようにしています。
蜂が好む環境を作らないようにすることが必要です。
おすすめの剪定ばさみ
剪定ばさみ
庭木の剪定のために3年前に購入した「千吉 ラチェット式 剪定鋏 」です。
片手で軽い力で枝をきれいに切ることができます。使いやすくて、威力もあるのでおすすめの剪定ばさみです。
説明書には20mmまでの枝を切断可能とありますが、力を入れればもう少し太い枝も切ることができました。購入から3年経過していますが、現在でも問題なく使用することができています。
【特徴】
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・すべりにくく衝撃も吸収する樹脂付きグリップ
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蜂の巣ができやすい場所に蜂駆除スプレーを散布する
蜂駆除スプレーは、市販されている蜂に効果的な成分(ピレスロイド系の薬剤)が含まれているものを選びましょう。また、巣作り防止効果の期間が長いものがおすすめです。
蜂が巣を作りそうな場所に向けて噴射します。エアコンの室外機に使用すると故障する可能性があるので注意が必要です。室外機にはかからないように、その周りに蜂駆除スプレーを散布します。
散布する際は必ず皮膚の露出しない服、手袋、マスク、保護メガネなどを着用してください。
おすすめの蜂駆除スプレー
蜂駆除スプレー
おすすめの蜂駆除スプレーは「ハチアブマグナムジェット 蜂駆除スプレー」です。
蜂の巣駆除に有効なピレスロイド系のスプレーです。最大12mの距離まで噴射するので、手が届かない場所にもスプレーすることができます。グリップを握って噴射するので、使いやすいです。
また、1か月の持続成分配合なので蜂の巣の予防に効果的です。
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蜂の巣ができやすい場所にネットを設置する
防虫ネットは、蜂が室外機に侵入するのを防ぐのに効果的です。蜂の巣ができやすい場所にネットを設置して蜂が巣を作るのを予防することができます。ネットは、蜂が通過できないように細かく編み込まれたものを使用します。
エアコンの室外機の中は蜂が好む場所です。室外機の中に蜂の巣ができてしまうと、エアコンの効きが悪くなることや故障の原因になります。
しかも、エアコンの故障につながるので蜂の巣が小さくても自分で駆除することが困難な場所です。そのため、室外機の中に蜂の巣を作らせないことが重要です。
以前、エアコンの室外機にできたアシナガバチの駆除を「くらしのマーケット」で依頼しました。まだ小さな蜂の巣だったのですが、費用は15000円かかりました。大手の業者では、もっと高い費用が必要なこともあります。大きな出費になるので、事前の対策の重要性を実感しました。
おすすめの防虫ネット(室外機カバー)
エアコンの室外機カバーは、被せるだけで簡単に装着できるので、すぐに蜂の巣を予防することができます。また、汚れや直射日光による劣化防止や廃熱効果が高まるので節電・省エネ対策にも役立ちます。
まとめ:蜂の巣を予防!自分でできる3つの対策
- 蜂の巣ができやすい場所を点検・清掃する≫≫千吉 ラチェット式 剪定鋏
- 蜂の巣ができやすい場所に蜂駆除スプレーを散布する≫≫ハチアブマグナムジェット 蜂駆除スプレー
- 蜂の巣ができやすい場所にネットを設置する≫≫エアコンの室外機カバー
これらの対策をすることで、蜂の巣を予防することができます。
蜂の巣は、人だけではなく建物にも大きなリスクをもたらします。また、蜂の巣を駆除を依頼すると大きな費用がかかります。そのため、蜂の巣はできてしまう前に対策しておきましょう。
蜂の巣を見つけたらすぐに駆除する
蜂の巣を予防していても、思わぬ場所に蜂の巣ができている可能性もあります。もし、蜂の巣を見つけたら早めに対処することが重要です。
条件が合えば自分で蜂の巣を駆除できる場合があります。
しかし、安全第一です。蜂の巣が大きい、アシナガバチ以外の蜂の巣は専門の業者に駆除を依頼することをおすすめします。
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≫≫アシナガバチ駆除を自分で行う方法はこちらの記事をご覧ください。注意点や具体的な方法を説明しています。