中古住宅は、しっかりと準備すれば理想の住まいを見つけて購入することができます。
本記事では、中古住宅のメリットとデメリット、購入前にチェックすべき3つのポイントをご紹介します。中古住宅の魅力を知って、自分にぴったりの住まいを見つけましょう。
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中古物件を購入する3つのメリット
中古住宅を購入するメリットには、価格の安さや広さ、希望するエリアや立地条件で物件を探しやすいこと、周辺環境の確認がしやすいことなどが挙げられます。
中古住宅を購入する3つのメリットを詳しく紹介します。
新築物件に比べて価格が安い
予算内で理想に近い住宅を手に入れることができる
中古住宅は、新築物件に比べて価格が安いことが多く、同じ予算であれば土地や建物面積が広い物件を購入することができます。新築では手が届かないような価格の広さや間取りの家でも、中古住宅なら予算内で売りに出されているかもしれません。
防音室やシアタールームなど、こだわりの条件がある人にとっても中古住宅は魅力的です。例えば、壁に防音対策のリノベーションを行う場合には、数十万円以上の費用が必要といわれています。欲しい設備が付いている中古住宅を購入すれば、追加費用の必要がありません。
また、中古住宅ではすでにエアコンや家具などの設備が残っている場合は、初期費用が抑えられます。
予算内で理想の物件を見つけられる可能性が高くなるので、広さや間取りなどのこだわりがある人にとって中古住宅は魅力的です。
希望のエリアに住める
希望通りのエリアや立地を見つけることができる
中古住宅は、既存市街地や人気エリアなどどこでも販売されています。そのため、新築物件に比べてエリアや立地条件の選択肢が多く、自分の希望するエリアや立地に合った物件を見つけやすいというメリットがあります。
また、駅から近い住宅などの好条件のエリアの場合、新築物件は価格が高くなる傾向にあります。しかし、中古住宅では安く購入できる可能性があります。
中古住宅を選べば、希望通りのエリアや立地を見つけられるかもしれません。
建物の状態や周辺環境を確認できる
住環境を客観的に判断することができる
中古住宅の場合、現地に行くことで建物の状態、日当りや眺望、騒音や臭いなど資料ではわからない部分を確認することができます。日中だけではなく、夕方など時間をずらして内覧すると、さらに詳しい状態が分ります。
近隣住民にどのような人が住んでいるのかなどは、不動産会社の人に聞けば教えてくれます。周辺のスーパーや公園など必要な施設、治安などはWebサイトの口コミなどでも確認できます。
中古住宅は、住みやすいかどうかを購入前に判断できる材料が多くあります。
中古住宅を購入するデメリット
中古住宅の購入には、建物の老朽化や劣化、耐震性、住宅ローンに注意が必要です。購入前に費用や条件を把握してしっかりとリスクを検討しておきます。
修繕費やリフォーム費が必要
築年数が経過した物件は、老朽化や劣化に注意が必要
中古住宅は、老朽化や劣化が進んでいることがあります。そのため、修繕費やリフォーム費がかかることが多いです。
物件の築年数や手入れの状態によりますが、外壁や屋根は高額な修繕費が必要な場合があります。我が家の場合も、屋根と外壁で数百万円という見積もりだったので、事前に費用を把握することの大切さを実感しています。
中古住宅購入前は、物件の状態や修繕履歴をしっかりと確認して、後にかかる費用を把握して大きな負担にならないような計画を立てておくことが必要です。
耐震性の問題
不安があれば物件の状態を専門家に調査してもらう
中古住宅の耐震性については、建物の構造や過去の修繕履歴(改装や増築)、地盤などによって異なります。
建物は築年数が経過すれば耐震性が低下します。特に、2000年以前に建てられた中古住宅は、現在の基準に比べて耐震性が低い可能性があります。また、大きな地震によっても建物の耐震性に影響を与える場合があります。
中古住宅の購入前に不安があれば、住宅の専門家によって建物の状態を調査する「ホームインスペクション」を依頼することがおすすめです。
費用は数万円必要ですが、安心して物件を購入することができます。
住宅ローンの基準が厳しいことがある
住宅ローンの審査では、住宅の資産価値や寿命が影響する
中古住宅の購入時に融資を受ける場合、金融機関は抵当権設定時に住宅の価値を算定してローンの審査を行います。
住宅の資産価値が低い、耐久性や寿命に問題がある物件では、担保価値が少ないのが事実です。そのため、住宅ローンの借入金額や借入期間などの基準が厳しくなることがあります。
住宅ローンを受けることができる金融機関はたくさんあります。金融機関によって金利などの条件も異なるので、不動産会社に任せるだけではなく事前に探しておくこと大切です。
中古住宅の購入前にチェックすべき3つのポイント
- 物件の売却理由を確認する
- 法律上の問題や制限がないかを確認する
- 地盤の状態を確認する
我が家の住宅購入時、時間をかけて調べた重要やポイントです。購入後のトラブル回避のためにも、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
物件の売却理由を確認する
中古住宅を購入する前には、必ず売却理由を確認しましょう。
住宅の売却理由が、建物の欠陥や近隣トラブル、法律上の問題などの場合には物件の価値に影響します。売却理由を聞いて疑問点や不安点があれば詳しく調べるましょう。理由によっては、物件購入を見合わせることもあるほど重要な項目です。
法律上の問題や制限がないかを確認する
中古住宅を購入するときは、物件に関する法律上の問題や制限がないかを確認することが大切です。
建ぺい率や容積率などの規制に違反している物件や再建築不可の物件では、増築ができないことや売却するときに困難になる可能性が高いです。また、住宅ローンを組める金融機関が制限されるので、金利がとても高いなど条件が厳しいことが多くなります。
また、「セットバック要」と書かれている物件は、建て替えるときには建築基準法で定められた規定に従って土地を後退させることが必要です。そのため、以前と同じ大きさの面積の家は建てることができません。
法律上の問題や制限がある物件は、リスクを理解して購入する必要があります。
地盤の状態を確認する
中古住宅を購入するときは、地盤の状態を確認する必要があります。地盤の状態とは、土地の強度や安定性などです。
地盤の状態が悪い場合には、建物にひび割れや傾きなどが発生している場合があります。
地盤の状態を確認する方法は、ハザードマップやWebサイトで過去の地震の情報や断層が近くにあるかどうかを調べる、専門家に依頼するなどがあります。不動産会社に相談することも可能です。
信頼できる不動産会社を選ぶ
中古住宅を購入するときに信頼できる不動産会社があることはとても心強いです。
物件のよい情報だけではなく問題点なども含めて正確に伝えてくれる、質問には明確な答えてくれる、不安には相談に乗ってくれる、契約の手続きやアフターサービスもしっかり行ってくれる不動産会社を選びましょう。
Webサイトの口コミや評判、実際に会って話を聞くことで確認することができます。
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中古住宅のメリット・デメリットまとめ
中古住宅の購入には、メリットとデメリットがあることを忘れてはいけません。
購入前に必要な情報を収集することで、リスクを最小限に抑えます。中古住宅購入は、予算内で快適な住環境を実現するための魅力的な選択肢です。
中古物件を購入するメリット
- 予算内で理想に近い住宅を手に入れることができる
- 希望のエリアや立地に住める可能性が高い
- 住環境を客観的に判断することができる
中古物件を購入するデメリット
- 老朽化や劣化による修繕費やリフォーム費が必要
- 耐震性に不安があれば専門家に調査を依頼
- 住宅ローンの審査では、住宅の資産価値や寿命が影響する
中古物件を購入前に知っておくべきこと
- 物件の売却理由
- 法律上の問題や制限がないか
- 地盤の状態
中古住宅購入のQ&A
- 中古住宅の購入はリスクがあるのは本当ですか?
-
中古住宅には建物の老朽化や劣化、耐震性の問題、リフォームや修繕費の必要性など注意すべき点があります。しかし、しっかりと物件を確認することで安全かつ理想の住まいを購入することができます。
- 中古住宅を購入する場合、何に注意すれば良いですか?
-
中古住宅を購入する場合には、建物の状態や増改築や修繕履歴、周辺環境などを確認することが重要です。 特に、耐震性や修繕の必要性、住宅ローンの支払いなどの負担についても考慮することが大切です。
- 中古住宅を購入する前に知っておくべきことは何ですか?
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中古住宅を購入する前には、物件の売却理由を必ず確認しましょう。また、法律上の問題や制限、地盤の状態を確認することも重要です。これらの点に注意することで、より安心して中古住宅を購入することができます。
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