【体験談】屋根・外壁塗装の見積書のチェックポイント

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【体験談】屋根・外壁塗装の見積書のチェックポイント

屋根・外壁塗装【見積書編】

屋根や外壁の塗装を依頼する際、最も重要なステップの一つが「見積書」を確認することです。

訪問見積もりが終わり、見積書が手元に届くと、たくさんある項目をどのように確認すればいいのか戸惑います。見積もり内容は業者によっても異なるため、特に初めての塗装工事の場合は、正確に理解するのは難しいものです。

この記事では、私が実際に屋根・外壁塗装の見積書を受け取った経験をもとに、見積書の重要なチェックポイントをわかりやすく紹介します。

この記事でわかること
  • 金額が安い=お得とは限らない
  • 見積書の記載内容が具体的かを確認
  • 作業範囲が明確かどうかが重要
  • 質問への対応や説明の丁寧さも判断材料
  • 診断書が提出されているかもチェック
  • 価格・内容・対応力のバランスで比較する


目次

訪問見積もりの基本的な流れ

STEP
依頼する塗装業者を選ぶ
  • まずは見積もりを依頼する業者を選び、訪問日時を決定
  • 業者によっては、電話やメールでの事前相談が可能


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STEP
現地調査(1~2時間程度)・ヒアリング
  • 業者が自宅を訪問し、屋根や外壁の状態を確認
  • 施主の気になる箇所や希望を業者が聞き取る
  • 使用する塗料の種類や施工方法について提案を受ける



STEP
見積もりの提示
  • 現地調査の結果をもとに、業者が見積書を作成
  • 後日詳細な見積書を郵送・メールで送る、または訪問で説明


屋根・外壁塗装の見積もりってどんなもの?

外壁や屋根の塗装を検討すると、まず複数の業者から「見積書」をもらうことになります。しかし、見積書を実際に見てみると「何が書いてあるのかよくわからない」という人も多いはずです。

ここでは、見積書の基本的な構成や、金額に大きな差が出る理由、初心者が戸惑いやすいポイントについて解説します。


見積書の基本構成は大きく4つ

一般的な屋根・外壁塗装の見積書には、以下のような項目が記載されています。

項目内容の例
工事項目高圧洗浄、下地処理、養生、下塗り、中塗り、上塗りなど各作業内容の一覧
材料費使用する塗料の種類・メーカー・グレードごとの価格
作業費職人の人件費
諸経費足場設置費、交通費、管理費、廃材処理費、保険料など

見積書の信頼性が高い業者ほど、各項目が具体的に記載されていて「どの作業にいくらかかるか」が明確です。

見積書は「ただの金額一覧」ではなく、その業者がどれだけ誠実に説明してくれるかを測る大切な資料です。「内容が細かく書かれているか」「質問にしっかり答えてくれるか」もあわせて確認しましょう。


相場の幅が出やすい理由

同じ30坪の家でも、A社では80万円、B社では120万円と、見積もりに大きな差が出ることはよくあります。

価格が変わる理由
  • 塗料のグレードの違い
  • 下地処理の違い
  • 足場や養生などの安全対策の範囲
  • 保証期間の違い
  • 人件費
  • 外注の有無(中間マージン)

「高いから悪い」「安いから良い」とは限らず、内容とバランスを見ることが大切です。


初心者が特に注意すべき項目

見積書の中には、初心者が特に注意すべき「一見わかりづらい項目」も存在します。

「一式」表記

「下地処理:一式 50,000円」など、作業内容の詳細が書かれていない場合は、どんな作業が含まれているのか確認しましょう。

塗布面積の不明確さ

「塗料:300,000円」とだけ書かれていて、㎡数が書かれていない場合、適正な価格かどうか判断できません。塗布面積や使用量を業者に確認することが大切です。

保証内容や追加費用の扱い

「保証あり」と書かれていても、どのような不具合が保証の対象になるのかは必ず確認しましょう。

また、「追加費用」が発生する可能性がある場合は、どんなときに追加されるのかを事前に明確にしておかないと、後から思わぬトラブルにつながることもあります。


見積書の5つのチェックポイント


屋根・外壁塗装の見積もりには、金額だけでは見えにくいものがあります。

私自身、5社の業者から見積もりをしたことで、重要なチェックポイントが見えてきました。

正しいチェックポイントを知っておくことで、後悔しない工事を進めることができます。 自分の納得いく形で、工事を進めるために、しっかりと見積もり書を確認し、業者とコミュニケーションを取っていきましょう。

チェックポイント確認すべき内容
①価格の内訳塗料の種類やブランド
材料費と作業費の割合
塗装の工程数
追加費用の負担
② 工事内容の詳細塗装範囲が具体的か
劣化部分の補修作業
付帯部分の塗装
洗浄作業や下地処理
③ 施工期間施工期間が現実的か
天候の影響を考慮した施工期間
遅延時や長期化した場合の対応
④ 保証内容施工後の保証期間
保証の範囲・内容・条件
保証内容が書面で発行されるか
⑤ 契約書見積書と契約書が一致しているか
工期と支払い条件
保証内容
クーリングオフ制度について
トラブル発生時の対応


①価格の内訳

塗装工事の見積り書には、様々な項目が記載されていますが、その中でも特に重要なのが「価格の内訳」です。

見積書には、塗装に必要な材料費や作業費が細かく記載されているので、どこにお金がかかっているかをしっかり確認することが大切です。

確認すべき内容
  • 塗料の種類やブランド
  • 材料費と作業費の割合
  • 塗装の工程数(下地処理・塗り重ねなど)
  • 追加費用の負担(足場設置費用や廃材処理費用など)


塗料の種類やブランド

塗料には、価格帯が異なるいくつかの種類やブランドがあります。安い塗料から高価な塗料まであり、それぞれ耐久性や仕上がりに違いがあります。

見積書に記載された塗料の種類やブランドを確認し、その特徴や価格差を理解することが重要です。

高価な塗料は耐久性が長いため、長期的に見て得になることもあります。

材料費と作業費の割合

見積書には、材料費と作業費がそれぞれ記載されています。 この二つの費用がどれくらいの割合なのかも重要なポイントです。

材料費が高い場合、塗料や他の資材に良いものを使っている可能性があります。 作業費が高い場合、作業工程が多いことや職人の技術料が反映されている可能性があります。

塗装の工程数(下地処理・塗り重ねなど)

塗装工事は「塗装」だけではありません。 下地処理(汚れや劣化した部分の除去)や塗り重ね作業など、いくつかの工程が含まれます。

特に「下処理」は、塗装の仕上がりや耐久性に大きく影響します。

足場設置費用などの負担

塗装工事には、見積り書に記載された基本的な費用だけではなく、足場設置費用や廃材処理費用などの費用も発生します。

費用は、施工内容や現場の状況によって異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。


②工事内容の詳細

見積書には「どのような作業を、どこまでやってくれるか」かという、作業範囲の明確さが重要です。

同じ家でも、業者によって塗装面積の数値が異なることがあります。これは、測定方法や塗装対象としている範囲が違うためです。

塗装範囲は、屋根・外壁だけでなく、雨戸や雨樋の塗装、劣化部分の補修が含まれているかどうかなど、細かい点まで確認しましょう。

内容があいまいなままだと、「これは別料金です」と後から追加費用が発生する可能性もあります。見積もりの段階で、作業範囲をしっかり確認することが大切です。

確認すべき内容
  • 塗装範囲が具体的に記載されている
  • 劣化部分の補修作業
  • 雨戸や雨樋など付帯部分の塗装
  • 塗装前の洗浄作業や下地処理


③施工期間

塗装工事の期間も重要なチェックポイントです。契約前には、適切な工期の目安と、遅延時の対応について事前に確認しておくことが大切です。

確認すべき内容
  • 施工期間が現実的かどうか
  • 天候の影響を考慮した施工期間
  • 遅延時や長期化した場合の対応


④保証内容

塗装工事には、通常「施工後の保証」が付いています。この保証は、万が一の不具合や塗装の早期劣化に備える大切なものです。

保証内容や期間は業者によって異なるため、契約前に必ず確認しておきましょう。具体的な条件まで把握しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。

確認すべき内容
  • 施工後の保証期間
  • 保証の対象範囲
  • 保証の対象となる不具合の内容
  • 保証を受けるための条件や制限
  • 保証内容が書面で発行されるか


⑤契約書

見積書が納得できる内容であれば、次は契約書を確認します。見積内容が契約書に反映されますが、細かい項目までしっかり一致しているかを必ず確認しましょう。

万が一、記載内容に違いがあったり、曖昧な表現が含まれていたりする場合は、その場で業者に確認し、必要に応じて修正してもらうことがトラブル防止につながります。

また、クーリングオフ制度の有無や適用条件についても確認しておくと安心です。契約後のトラブルを防ぐためにも、契約書の内容は「あとで見直せばいい」とせず、その場でじっくり目を通すことが大切です。

確認すべき内容
  • 見積書と契約書の内容が一致しているか
  • 工期と支払い条件
  • 保証内容
  • クーリングオフ制度について
  • トラブル発生時の対応


5社の見積金額には約100万円の違いがあった

実際に私が屋根・外壁塗装を同じ条件で5社に見積もり依頼したところ、提示された金額には最大で約100万円もの差がありました。

最初は「同じ塗装なのに、なぜこんなに違うのか?」と驚きました。しかし内容をよく見比べてみると、塗料の種類(一般的な塗料かオリジナル塗料か)、下地処理の手厚さ人件費などの付帯工事の内容に大きな違いがあることがわかりました。

特に印象に残ったのは、見積書の記載内容の差です。

記載が大まかで詳細が少ない見積書は不安に感じましたが、逆に塗料名・施工面積、工事の工程が具体的に明記されている見積書には安心感がありました。

また、こちらからの質問に対して、分かりやすく丁寧に説明してくれる業者かどうかも、信頼できるかどうかの判断材料になりました。

「安いけれど説明が不十分な業者」と「価格は高めでも、根拠を持って丁寧に対応してくれる業者」では、最終的な満足度に大きな差が出ると実感しました。


見積書の「金額」だけでなく「中身と対応」も重視しよう

価格だけを見ると安い業者の方が魅力的に見えます。

しかし、「何にいくらかかっているのか」「どんな工事が行われるのか」が曖昧なまま契約してしまうのは、大きなリスクです。

私は実際に比較する中で、見積書の内容が明確で、説明が丁寧な業者の方が安心して任せられると感じました。

また、5社すべてが見積書とともに「家の診断書(建物診断報告書)」を提出してくれました。診断書によって、自宅の劣化状況や補修が必要な箇所を視覚的に把握できたことは納得のいく見積りにつながりました。

そして、診断結果に基づきて丁寧に工事内容を説明してくれる業者のほうが信頼性が高いと実感しました。

見積もりは価格だけで選ばず、「内容」と「対応力」を総合的に見て判断することが、後悔しない外壁塗装につながります。



見積書の内容や対応の丁寧さを見極めるためには、信頼できる業者を複数比較することが大切です。しかし、自分で1社1社探して連絡するのは手間も時間もかかってしまいます。

そこでおすすめなのが、外壁塗装の一括見積もりサービスの活用です。

  • 厳選された優良業者が参加しているので、質の高い業者に出会える
  • 診断・見積もりは無料
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まずは、無料で相談・比較できる一括見積もりサービスを活用してみてください。

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2025年6月18日現在、各ホームページ参照
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